モノやサービスを売る秘訣
商売の原点は、
お客さんへの思いや考えを形にして伝える。
サービスや商品に、私たちの思いを込めて、お客様に届けることです。
私たちは、ただ単に"モノ"や"サービス"を売っているのではありません。お客様から笑顔で「ありがとう」と言ってもらうために
様々なサービスや商品を届けているのです。
でも、この基本的なことを忘れて、「モノ」や「サービス」を売ることだけに必死になっている人たちが増えています。
もう一度基本に戻って、"商売の原点に帰る"ことがこれからの商売の「鍵」となります。
サービスやモノを販売していくなかで、よく売れる人と売れない人がいます。
観察していると
売れない人は、販売トークが固まっていないため自信をもって話せていない人。
あとは「自分が言いたいこと」ばかりを伝えている人です。
「この商品は、新商品で、今ならお安く購入出来ます」
とか
「このコースはキャンペーン中なので、今契約するととてもお得です。」など、
自分が売りたい商品、契約して欲しいコースの説明など、自分が伝えたいことばかり。
でも、実際お客様は、"金額が安いから"それだけの理由でモノを買ったり、コースを契約するわけではありません。
そして、延々と話しても最終的に、「ちょっと考えてきます。」と断られる。
なぜなのでしょうか？
それとは逆に
売れる人の特徴は、
"ちゃんとお客様を見ている"ということです。
売れる人は
【自分が話したいことではなく、お客様の知りたいことを話している】のです。
今、モノやサービスは溢れています。
商品やサービスが良いのは当たり前の時代。
その中で、お客様に選ばれるサロンになる。お客様に「欲しい」と思われるように商品の良さを伝えていくことが非常に重要なのです。
そのためには、
「お客様は何を知りたいんだろう？」
「お客様はどんな悩みがあるんだろう？」
「お客様は何に興味があるんだろう？」
「どうしたらお客様に伝わるんだろう？」
それを考えながら行動していくことが大切です。
販売のプロになりたいのなら、
"あなたが伝えたいこ"とは、"お客さんのが知りたい情報ではない"と気づくことです。
自分が伝えたい情報ではなく、お客様の知りたい情報を届けること。
そのためにはお客様をもっともっと知る必要があります。
施術中のお客様との会話に沢山のヒントが溢れています。
見方を変えて、行動を変えて取り組んでいけば、スタッフのトークレベルが上がり、売上ももっと上がるサロンへと変わるはずです。
